EDANE

 

美しすぎるパッチワーク
小さな染みや織り傷のあった、インドで作られたカディコットンのショールが
沖縄で草木染されて、つなぎ合わされたタペストリー
お店も来られるお客さんも暖かくて、優しい時間でした。

EDANE
TORO E TORO


fingerprint-print

 
誰にでも指紋がある。


peace, joy and happiness

 

the gift of faith

 

exit


          

puja


今回インドに行ったのは、うちのショールを作ってくれているラジーブが新しい自社工場を建てたので
それのセレモニーというかお祝いに出席するため。
まだ、中はコンクリートむき出しで完全には完成してないけど、仕事仲間や親戚友人ら
いろんな人が来ていて豪勢な食事が振舞われ、バラモンたちが並んで何時間も何時間もPUJA(祈祷?お祈り)を続けていた。楽団も来ていてタブラやハルモニウムにあわせて歌っていた。
彼らの「自分たちは神によって守られている」という確信のなんと強いことか。
時々まるで、おとぎ話の国にまぎれ込んだような気分になる。





夜のカルカッタ



beach walk

 



友達が亡くなった。私が初めてニコラに会ったのは彼が16のときで、14年前。
友達の弟で、ひっきりなしにタバコすいながら半裸で歩き回ってる
がさつでシャイなピンクの頬の男の子だった。
でも一人のときは部屋で小さなバイブルを読んでいた。
2人でずっと黙ったまま何時間も読書してたこともある。
今回は彼の母親、タチアナが彼の奥さんと子供を連れてゴアに来ていた。
娘のソフィーの目の中にニコラが゙いたので思わず涙ぐむと
「泣かないで、死んでゆく人は、その魂がそのときを決心したのだから
それを残されたものたちは尊重しなければならない。
私たちは彼を笑って送り出してあげるべきなのよ」
と自分も目に涙を浮かべていた。

しらせを聞いたのは2ヶ月くらい前で、友達が電話くれた。
その時、ちょうど彼のことをふと思い出して、言ってくれた一言について考えながら
犬と川を散歩していたのだ。
発狂しそうになってるときに、なぜかふと彼のことを思い出した。

人はただその人自身なんだね
君がいつでも君自身なように


16歳の子に言われた言葉。
だから電話が来たあと、一瞬時間も場所も分からなくなってあわてた。
この世界は、いったい誰が誰に何を言おうとしている場所なのか。
メッセージが色んなところにある。
長い年月かかって色んな伏線がはられている。
座標軸の精密さ馬鹿馬鹿しさ不公平さランダムさと魅惑、反射し屈折するプリズム。
そしてそれのすべてをさかのぼればまたすべてに意味が無くなって
源に飲み込まれる完璧な平穏。
私はその夜、子供みたいにわーんわーんと泣きながら川を歩いた。
私にとってニコラは永遠の、そして優しい16歳なのだ。


your daughter, sophie

my conscious family








"god loves u"




搭乗案内

 

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