島根
外国に住んでいる親戚が里帰りしていて、私も便乗して久しぶりに島根に祖父母の顔を見に行く。
2年ぶりくらいか。。。
山里の風景。鈴なりの柿の木。紅葉をはじめた森。点在する誰が住んでいるのか分からない小屋。
ここにはなんにもない。ただ在るものだけが在る。
山と木と川と海と、老人たち。
トンネルの壁の柄。
柴犬のアイカ。太りすぎ。
THE日本家屋
祖父の90歳の誕生日を田舎のひなびた温泉街の旅館で祝った。
その土地でとれる美味しいものを食べてカラオケ、お風呂という日本人冥利に尽きる遊び方。
叔母は、幼なじみと神田川を歌いながら30数年前を思い出して、肩を抱き合って泣いていた。
その夜は、電話である訃報を聞いた。人の因果と業に思いをはせると眠れなかった。
田舎の夜は闇が深い。よちよち歩きになってしまう。
静寂の奥にある静寂。
そしてそのまた奥にある静寂。
蔵の中から、母が大学時代につくったタイルの絵が出てきたのでもらって帰ってきた。
仕事モードから切り替わって、最高の田舎の休日でした。
- 2011.10.25 Tuesday
- DIARY
- 10:11
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- by silent-loud