友達の展示会などいろいろ訪れているうちに自分の展示会も始まってしまった。
先日のチャリティバザーもあんな天気の中
たくさんの方が来ていただいたみたいで、本当にありがとうございました。
最近あえてよく動いている。
こんなときだからこそ、こんなことになってるからこそ
やりたかったことやったり会いたい人に会ったり。
どんな状況でも、きげんよくいたい。
・・・とりあえず、、、着物を仕立てることにした。ずっとやりたかったことのひとつ。
選んだのは夏物、上布。黒なのか濃紺なのかに少し絣で色も入っていて
また素敵な帯も見つけてしまった。
これにあの下駄はいて日傘さして、、、などと空想。夢広がる。
世界の民族衣装大好きなのに日本の民族衣装自分で持ってなかったらおかしいもんね。
自分で着付けもできるように、習いに行こうと思っている。
着物着て友達と神社やお寺にお参りにいきたいというささやかな夢。
まあある種のコスプレなのかもしれません。
アケビのかご。こんなん持ってね。
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着物着るならもうちょっと片付けないといけないけど。
ホメオパシージャパンから放射能のレメディーが出ている。
チェルノブイリのときもけっこう効いたらしい。
波動を信じない人でも、ただの砂糖玉だから副作用もないし
気になる人は飲んでみてもいいかも・・・
私も時々思い出したときに飲んでます。
母方の田舎、島根からメロンが送られてきた。
クロワッサンのキャンドルは友達から。意味不明だからオモシロイ。
イギリス土産のいい匂いの石鹸、もう吸わないけどパッケージが面白いから買ったビーディ。
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先日「100000年後の安全」を見てきた。
すごく良かったです。
INTO ETERNITY・・・
と、いう言葉から映画が始まる。
フィンランドの島につくられた巨大な地下倉庫、オンカロ(隠された場所=A place we must remember to forgetー忘れ去ることを忘れてはいけない場所)に埋められている放射性廃棄物の話。
永遠に対峙したときの人間のはかなさ。そしてなお残る普遍性とは何なのか。
つくりだしてしまったすでにそこにあるものを、どのように安全に、何もなかったことにするのか。
インタビューに答えるキャラの際立つ職員や研究者たちも、
言葉を飲み込んでしまう10万年というとてつもない時間。
パンドラの箱にふたたび封印した
無色透明、匂いもない光。
その中にあるのはとても危険なものだと、
後世の人に伝え続ける。警告する。
・・・もしくは全力で忘れ去る。
そのためにいったいどんな方法があるのか。
どの世代にも通じるUNIVERSAL LANGUAGEは存在するのか。
10万年後の世界なんて想像もできない。
すべての価値観はもうこんがらがってしまってるだろう。
地球と共存しようとする良心はもっと進化しているはずだけど。
危ないと警告したところで、未来の人が「それ」を好奇心から掘り起こさないとも限らない。
今の私たちが、ピラミッドの謎のすべてを解明できてはいないように
未来からは過去の文明を推測するしかできないだろう。
むかし、こんな生き物が住んでいて、自分たちと同じように喜び悲しみ笑っていたのだと。
そして、こんなとてつもない、管理しきれない破壊のポテンシャルを作り出してしまった、
そんな私たちを狂ってると言うだろう。
もし一度人類が途絶えて世代が断絶してしまったときに
未来の意識は、「それ」をどんなふうに捉えるのか。
氷河期が来て誰もいなくなったら、なかったことにできるのかもしれない。
でも、私たちは知っている。
それが、そこに在るということを。
これはほんとに、とほうもない話・・・
ほんとにすべてが果てしない。
色んな友達と話していて、なんだかここにきて、
「それであなたはどうなのか、どう生きるのか」という問いを
それぞれがそれぞれにそれぞれの場所で、色んな形で突きつけられているような気がする。
いままでグレイのあいまいな領域で気楽に漂っていられたところに
毎度毎度、白黒つけさせられているような。
とどめを刺し合っていくような。
こんな激動の時代にいつまで「あいまいな日本の私」でいられるのか。
自分たちが作り出してしまったものに自分たちで落とし前つける。
それさえなかなかできない。
だからオンカロでは、忘れることを忘れないように、という計画がある。
すごいパラドックスじゃないか。
果てしなく両極の矛盾をその腕に抱え込んでいる。
10万年なんて永遠に等しい。
でも、だから今、
そして今、
と、絶えず「今」へと逆流する意識の中でしか、
「永遠」にアクセスすることができない。
今ここでどう在るのか。
永遠は背景だが、常にすでに今ここにも在る。
核より強力に。誰の中にも。
そしてそれもまた、透明な光。