果てしない気持ちに感慨にひたる間もなく荷造り中。
この場所でしばらく過ごし、増えていったものをひとつひとつ眺めては選別し、右から左へ自動運転、頭の中が砂嵐、チカチカ点滅しています。
窓から見えるのは夏の雲、夏の夜。
暑すぎて思考も止まるような中、それでも世界は休まず動いていて、
人が色んな関係性や物質にがんじがらめになっている間にも、
すべては始まって終わってしまうのかもしれない、などと考えたりする。
今回の引っ越しではいらないものもいっぱいすてたけど、
ものをつくるという仕事柄、人の人生に深く寄り添う思い出の品があるというのもまた幸せで、そんな愛着のうまれる、かたちあるものをつくりたいなと、あらためて思いました。
友達の誕生日パーティー
何度もめぐる新しいはじまりの日
エゴラッピンの野外のライブ
空は無限に高く
すべてが音楽に解体されていく夏の夜
その時その場で共有するそのトリップが、ほんとに確かで証拠みたいに心に残る
幸せはいつも問答無用でやってくる
次にアップするのはたぶん新しい場所から。
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